KURE スーパーチェーンルブに変えてみた(バイクメンテ)

チェーンメンテ バイク(2輪もろもろ)
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KURE スーパーチェーンルブを使ってみました。

暑くなったり、涼しくなったり、雨が降ったり、晴れてみたり。
梅雨時期は天候もくるくる変わりますね。

そんな中、そろそろチェーンのメンテナンスもしなければ!

・・・と気にしつつも、なんだかんだと先送りしておりました。

でもいい加減にしないと固着してからじゃ遅いので、ようやく重い腰を上げました。

しかしながら前回チェーンの清掃&注油した時にルブを使い切ってしまった。

これまた買いに行かなきゃなぁ〜と思いつつ、
思いつつ、思いつつ・・・先延ばしに。(^^;

いつもはバイク用品店で買っていたんですけどね、
先日ホームセンターに買い物に行った際、「KURE スーパーチェーンルブ」を発見。

評価も悪くないみたいだったので、良い機会だしちょっと試してみる事にしました。

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ホワイトチェーンルーブからスーパーチェーンルブに変えてみた

kure(クレ)スーパーチェーンルブ

今回買ってきたKURE スーパーチェーンルブ。
チェーンクリーナーとセットで1000円くらいでした。

Laven キングスター ホワイトチェーンルブ

Laven キングスターホワイトチェーンルーブ
840ml
今まで使ってきたのはこちら。
¥2940のラベルが付いてますね。

考えてみればバイクを購入してから10年以上、ずっとこのチェーンルブを使ってきました。

このルブの良い所は塗った所が一目瞭然で分かること。
そしてだんだんと白さが無くなっていくので注油のタイミングが分かりやすい所ですかね。
粘度も高く、飛び散る事もありませんでした。

ただ粘度が高い事の裏返しとして、簡単には落ちないので清掃が大変です。
しっかり清掃せず、重ねて塗布したりするともうウンコ(※)モリモリ。
(※砂埃や余分なルブなど、チェーンやスプロケカバー内に付着してしまう汚れ。スラッジ。)

かといってブラシでごしごしやるとチェーンのシールを傷つけてしまうので注意が必要。
毎回毎回、結構な量のチェーンクリーナーを使うのです。

塗布する際は、これまた豪快にたっぷり吹き付けていました。
吹いてはウエスで拭き取り、真っ白になるまでたっぷり塗布。

そう、そしてこれは結構無駄な塗り方だったのです。

何故今まで気がつかなかった・・・。orz

かつてディーラーの点検から帰ってきた時にそうなっていたのを見て、そうするもんだと思い込んでいました。

チェーンの構造と注油の仕方

簡単にシールチェーンとは何か、その構造をおさらい。

中にグリース(潤滑剤)が入っているチェーンのこと。現在では、ノーマルでもほとんどのモデルが採用しているので、単に「チェーン」といっても、シールチェーンを指すことが多い。そもそもチェーンというのは、エンジンで生まれた力を後輪に伝えるという、常に大きな力がかかるパーツである。そのため、金属部品だけでできているチェーンは、チェーン自体の摩耗も激しかった。それを解決しようとしたのが、シールチェーン。ローラーと呼ばれる筒状の部品の中にグリースを入れて、ゴムのシールで内部から漏れてこないようにしているのだ。チェーンをキレイにするチェーンクリーナー、ローラーの摩耗を防ぐチェーンルーブは今ではほとんどがシールチェーン対応になっているが、シールしているゴムを劣化させないように、念のため「シールチェーンにも使えます」と書いてあるものを使おう。

(ヤマハ発動機株式会社 バイク用語辞典 シールチェーンより引用)

下図で言う、ピンとプッシュの間に封入されているグリースをシール(封)するのがOリングであり、このような構造をもったチェーンをシールチェーンと言うわけですね。

ind-o-pic

(出典:© RK JAPAN co.,ltd.

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つまり注油する必要があるのはこの

  • Oリング(乾燥を防ぐため)と、
  • ローラーとプッシュの間(内プレートとローラーの隙間から)

ということになります。

注油箇所

こんな感じ。

かつてはチェーンのコマ一つ一つが真っ白になるくらい吹き付けてました。

勿論余分なルブは拭き取らないとまずいので、しっかりウエス(クロス)で拭き取っていましたが、プレートの部分などあまり関係ない場所は薄く塗ってあるくらいで良かったはず。

今考えるとかなり勿体ない事をしていたなぁという印象。

チェーン清掃&注油作業

ビニール手袋

まずは、使い捨てのビニール手袋で手をカバー。

爪の間とか黒くなりたくないなら必須ですね。
100枚入った箱売りで、ホームセンターなどで売ってます。

清掃前のチェーン

清掃前のチェーン。
無駄なルブや真っ黒な微ウンコが付着。

しかし・・・改めて写真のアップで見ると汚いね。(^^;

チェーンクリーナーを吹きかけながら、ウエスで拭い落としていきます。

清掃後のチェーン

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清掃後。

若干落としきれていないルブはご愛嬌。
それでも清掃前に比べたら随分と綺麗になりました。

注油作業

一コマずつ、両側のシール部分(Oリング)、内側のプレートとローラーの隙間にルブを吹きつけていきます。
ちなみにノズルの先端をライターの火などで炙り(慎重に!)、熱を加えて少し曲げると作業しやすくなります。

一定のコマに注油したら、余分なルブを拭き取りつつローラー部分をコロコロ。
なじませながらちゃんと回る事を確認していきます。
全部で3,4個くらい固く回りづらい箇所がありましたが、注油しながら回すことでスムーズに回ってくれるようになりました。

その他の部分(プレート等)には、拭き取って付いたウエスのルブを擦り付けておけばOK。

チェーン全体に注油できたら完了です。

まとめ

ちょっと走ってみた感じでは特に飛散することもなく、良い感じだと思います。

ただ塗布する際、どこまで塗ったか分かりづらいのが難点。

値段的には今回購入したクレのチェーンルブより、Lavenのホワイトチェーンルブの方が安いのかな?すこしだけ。
量も多いのでお得だと思います。

恐らく一番大事なのは面倒くさがらず、こまめに清掃&注油してやる事。(当たり前か)
500km毎くらいにやるのが良いらしいですよ。

とりあえず暫くはこれで様子見。

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