iPhoneの「スイッチコントロール」で、複数のレシピを使い分けています。
スイッチコントロール自体をオンにするにはサイドボタンを3回押すなどして起動できます(設定すれば)。
レシピを1つしか使わないのであればそれでいいのですが、複数のレシピを使っていると必要になるたび
設定 → アクセシビリティ → スイッチコントロール → レシピ → レシピを起動
と辿っていくのが地味に面倒。
そこで
この設定画面をショートカットから直接開けないものか?
と思って調べてみました。
結論としては設定アプリの「特定の階層を直接開くURL」をショートカットから呼び出すことで実現できることがわかりました。
今回は、それを実際に設定してみます。
ショートカットアプリを使って URLスキーム を開く
設定アプリの URLスキーム を使って目的の設定画面を開きます。
そのために ショートカットアプリ を使います。
まずはショートカットアプリを開き、新規ショートカットを作ります。

アクションは1つだけです。
「アクションを検索」から url と打ち込み
「URL」の欄に、次のURLを入れます。
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=ScannerSwitchTitle/RecipesIdentifier/LaunchRecipe/LaunchRecipe
これでショートカットを実行すると、
設定 → アクセシビリティ → スイッチコントロール → レシピ → レシピを起動
まで一気に開くことができました。
最後にこれをホーム画面に保存します。
「URLを開く」の部分を「レシピを開く」などに変更し、アイコンの色などを選んだら「追加」します。

これで完成。
ホーム画面のショートカットをタップすれば、一発で目的の設定画面が開かれます。
今回の目的は複数のレシピからそのとき使いたいものを素早く選べるようにすることなので、これでかなり楽になりました。
URLの構造
「レシピ」の画面までであればもっと短くなります。
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=ScannerSwitchTitle/RecipesIdentifier
これで、
設定 → アクセシビリティ → スイッチコントロール → レシピ
を直接開けます。
今回はさらに一段深い「レシピを起動」まで開きたかったので、こうしました。
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=ScannerSwitchTitle/RecipesIdentifier/LaunchRecipe/LaunchRecipe
つまり、
ACCESSIBILITY→ アクセシビリティScannerSwitchTitle→ スイッチコントロールRecipesIdentifier→ レシピLaunchRecipe→ レシピを起動
という階層を指定しているわけです。
これらの情報(URL)はどこにあるのか
実はこれはAppleが設定URLとして公開しているわけではなく、
iOSの設定アプリ内部で使われている識別子などを調べ、実機で確認したりユーザー同士で情報を共有したりして明らかにされてきたものなのだとか。
調べてみると、iOSの設定URLをまとめているGitHubリポジトリがいくつかあるようです。
FifiTheBulldog / ios-settings-urls

ここに例えば、
- Accessibility
- Accessibility → VoiceOver
- Accessibility → Guided Access
- Safari → Advanced
- General → Software Update
- Battery
など、大量の設定URLがまとめられています。
ほかにも日本語でまとめられているサイトもありました。
ただし、全部が一覧に載っているわけではない、みたい。
今回欲しかったのは
「スイッチコントロール → レシピ → レシピを起動」のurlでした。
でもその前までしか載ってない!
そこで別の資料なども調べていき、RecipesIdentifier 以降の文字列を発見。
実際に試してみたところ、iOS 26.6.1で「レシピを起動」画面まで開くことができました。
いくつかサンプル
せっかくなので、個人的に便利そうなものをいくつか載せておきます。
アクセシビリティのショートカット
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=TRIPLE_CLICK_TITLE
スイッチコントロール
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=ScannerSwitchTitle
スイッチコントロール → レシピ
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=ScannerSwitchTitle/RecipesIdentifier
アクセシビリティのバックタップ
prefs:root=ACCESSIBILITY&path=TOUCH_REACHABILITY_TITLE/Back%20Tap
一般 → キーボード → ユーザ辞書
prefs:root=General&path=Keyboard/USER_DICTIONARY
モバイル通信 → モバイルデータ通信(全て表示)
prefs:root=MOBILE_DATA_SETTINGS_ID&path=SHOW_ALL
大量にあるのでここですべてを掲載することはできませんが、色々試してみると面白いかも。
まとめ
今回やりたかったのは、階層の深い設定画面を簡単に開くことでした。
urlスキーム なるものがあることは知らなかった。
Appleも公開すればいいのに、とちょっと思ったり。
それはさておき、複数のスイッチコントロールレシピを使い分けている人なら、結構便利だと思います。
あと個人的にはモバイル通信させるアプリを結構徹底的に管理してるので、そこが一発で開けるのは嬉しかったりもする。
ただし、保証されたものではないようなので、iOSをアップデートしたら動かなくなる可能性がゼロではないことに注意。
アプデしたらたまに動作確認するくらいの気持ちで使うのがよさそうです。
それでは。





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