OCLP 2.5.0 がリリースされました。
早速アップグレードしたところ、「Root volume dirty, unpatch to continue」と言われてインストールできず。
その時は何かおかしいと思い、revertして(元に戻して)、OCLP 2.5.0もアンインストール。
改めて 2.4.1 をインストールし、ルートパッチをあてて復帰しました。
その後調べて何が起こっていたのか、いるのかを把握。
簡単にですがまとめてみます。
何が起きているのか
- 既存のルートパッチを上書きせず、いったん元に戻してから適用する方式に変わった
- 「Root volume dirty」と表示されても、システムが壊れているわけではない
- ルートパッチを解除→再起動→あらためてパッチを適用すればOK
OCLP 2.5.0では、ルートパッチが適用できる状態かどうかを複数の条件で判定しているようです。
例えば、
- 現在のSystem VolumeのSeal状態が
Broken - plistのコミット情報を比較(古いバージョンなど)
- plistに既存のルートパッチが適用済みであることを示す情報が残っている
といった内容です。
これらに該当すると、いったんパッチを解除してから続けてくださいねということになります。
なので「Root volume dirty」と言われても、システムボリューム自体が壊れているという意味ではありません。
なぜこのような仕組みになったのか
OCLP 2.5.0からルートパッチの適用方式がすこし変わりました。
この変更は
- すでにパッチが適用済み、
- あるいは何らかの変更が加えられている
ようなシステムボリュームに対して、さらにパッチを上書きすることで問題が発生する可能性を防ぐことを目的としています。
今までは「パッチ解除 → 再起動 → 再パッチ」という手順を省略し、単に上書きしても大きな問題はありませんでした。
が、OCLP 2.5.0ではWi-Fiパッチに仕様変更があり、これまでのようにパッチを解除せず上書きすると問題が生じる可能性があります。
なのでいったん元の状態に戻してからやり直してくださいという手順になったようです。
なお、もう少し分かりやすい表現に変更するための修正パッチを現在準備中だそうです。(※1)
また、
必ずしも今すぐにOCLPをアップデートする必要はありません。
今すぐOSをインストール/アップデートしたい、ということでなければ、
2.4.1のままにしておいても問題ありません。
今後のマイナーアップデートを待ってからアップデートしても大丈夫だと思います。
(※1 「About “Root Volume Dirty” in OCLP 2.5.0 and later」)
OCLP 2.5.0のインストール手順
「新しい OpenCore Legacy Patcher があるよ!」 と言われたら、
「Download and Install」を選択

OCLPが最新バージョンにアップデートされたから、OpenCoreとルートボリュームパッチをアップデートする?「Yes」

ビルド完了。インストールする?「Install to disk」

インストール先を選択
(※OSがインストールされているディスクを選びます)

「Post-Install Menu」
ここで問題の画面が出てきます。

この時点でOCLP自体のバージョンは2.5.0に、起動ディスクのEFIパーティションには新しいOpenCoreがインストールされています。
ルートパッチも続けてインストールしたいところですが、前述の仕様変更の影響が出てきます。
ターミナルから
diskutil info -plist / と打って表示された情報を見ると
<key>Sealed</key> <string>Broken</string>
Brokenとなっています。これは「壊れている」わけではなく、
2.4.1のパッチが適用され「変更されている」のでこうなります。
なのでまずはこれを元に戻します。
「Revert Root Patches」を選択してパッチを外し、再起動。


起動したらOCLPが「ルートパッチなしで起動してるよ!パッチを当てる?」と聞いてくるので「OK」
もしくはOCLPを起動して「Post-Install Root Patch」からインストールしましょう。

ちなみに、パッチを当てる前に先ほどと同じくターミナルからdiskutil info -plist / と打てば、
Apple純正の状態に戻ったため SSV(Signed System Volume)の項目(Sealed)がYesになっているはずです。
話を先に進めます。
これで無事にアップデートが完了しました。
まとめ
「Root volume dirty」という表現とインストール手順の変更のために少々混乱しましたが、
要はまっさらな状態(元の状態)にしてからルートパッチを適用してね、というお話でした。
そして前述の通り、修正パッチかマイナーアップデートされたものが近いうちに出るでしょうから、それを待ってアップデートしても良い気がします。二度手間になるしね。
また何か新しい情報が出たり、修正の必要が出たら追記します。
では。
追記(2026.09.15):Sequoia 15.8 + Safariのアップデートがリリース
近いうちに・・・とか言ってたらmacOSのほうが先に来ましたね。
Sequoia 15.8 とSafariのアップデートが来ています。
OCLPのアップデートにも合わせたいのでまだ様子見中。
・・・と思ったけど、続々とアップデート成功の報告が上がってきてるのでやろうかな。
追記(2026.09.18):Safariのアップデートで問題発生(注:自分だけかも)
その後OCLP 2.5.0にアプデ、パッチも前述の通り削除してから再パッチ。問題なくアップデートできました。
そしてどうせならと Sequoia 15.8 のインストーラを作成。そしてクリーンインストール(OCLPとは無関係。調子が悪かったので)。
無事にインストール完了。ルートパッチ適用。softwareupdateからsafariのアップデートをした、までは良かったのですが、そのsafariで問題発生。youtubeなどの動画があるページを開くとフリーズしてしまう。。。他ブラウザは問題なし、Safariだけ。困った。
原因がルートパッチなのか、たまたま失敗してるのか、他に問題があるのかは不明。OSのインストーラDLに失敗するのでMr.MacintoshのリンクからインストールpkgをDL、それも破損などしていたか。
成功報告は多数あるので、おま環なのかなぁ。再度インストーラを作成し、クリーンインストール中。インストーラもOCLPからDL。はたして?
インストール後にわかったこと
やはりsafari27との相性がわるいみたい。ただ悪いのは自分の環境だけかもしれない。 同じような症状の報告がredditにも上がってる。
クリーンインストール後、safariはver18.6で、その状態でyoutubeなどは開ける。閲覧も問題ない。が、27に上げた途端に問題発生。症状としてはxやyoutubeなどを開いて動画があるとフリーズ。ただアプリ自体は死んでいないので上部メニューや戻るボタンは効く。
でもまともに使えなくなるので結局またOSからインストールし直し、再セットアップ。safariはもうこのままでいくことにした。
似たような症状の人は注意が必要。もっと新しいOSインストーラになってしまったら(含まれるsafariが27になったら)詰む可能性あり。
追記(2026.09.21):OCLP 2.5.1がリリース
OCLP 2.5.1がリリースされました。
変更点は主に「Root volume dirty」あたりのバグフィックスと、表現の更新みたいです。
- Fix “Root Volume Dirty” appearing after unpatching.
- Reword “Root Volume Dirty” to be clearer for users.
Safariが動画のあるページでフリーズすることに対してのfixはなさそう。つまりアプデする意味は特にない、と。(個人的には)
あとmacOS Sequoia 15.8.1 RC(Release Candidate/リリース候補版)が出てます。正式リリースになったらなにか変わるかな。フリーズ・・・直るかな。
追記(2026.09.22):safariがフリーズする件について
YouTube, X, Vimeo, Facebook, Twitchなど Media Source Extensions を使うサイトで com.apple.WebKit.GPU が100%になって暴走、画面真っ白になってしまう。
その原因はSafari 27で導入された 新しいレンダラー経路(renderer path) にあるようです。
そしてこれはwebkitのバグではなく、またOCLPがどうこうできる範囲でもない様子。つまりOCLPのアップデートを待ってもそれで対応できない問題だということ。
今はOSインストーラで入ったバージョンの18.6。さすがにセキュリティ的にもやばそうだし、
スタンドアローンのインストールパッケージがあるようなので27の一つ前、26.6.1にしようと思います。
追記が長くなってきたので、その辺はまた別記事にします。










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