加湿機能が壊れた電気ストーブを修理・・・のはずが

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上下二段の電熱線が配置された最大800wのよくある電気ストーブ。

今年も寒くなってきたので、引っ張り出してきて使い始めたところ
スチームの部分が機能していないことに気がついた。

もう17年くらい前のものでかなりの年季入り。

物持ちがいい、というより構造が単純だから壊れにくかっただけだろうと思う。
実際、ろくにメンテナンスなどしていなくてもヒーター部分は問題なく動作しているし。

問題はスチーム機能(加湿)。

さてどうしたものか。

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古い電気ストーブをバラしてみる

とりあえずバラしてみることにした。

型番は
Morita MS-806PS
made in Taiwan
Morita MS-806PS

400w、800w、スチーム機能をスイッチ回して切り替え。シンプル。
スイッチ

給水口とスチームの出る場所は一緒。
給水口

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ネジを外して分解
分解

分解完了
分解完了

中身はいたってシンプル。
シンプルと言うかびっくりするくらい単純。

底面の転倒オフスイッチ以外、何もついてない。
電熱線、スチーム発生部分、小さなファン、それぞれに100vの電気を流し込むだけ。まじか。

転倒オフスイッチ
転倒オフスイッチ

本体を立てると下の突起が押されてスイッチ部が接触。シンプル。
転倒オフスイッチ内部

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電熱線部分
電熱線部分

メインスイッチの接点はパーツクリーナで一応お掃除
メインスイッチ端子

スチーム発生装置

さて、懸案のスチーム部分。

これがまたびっくりだった。

構造はいたってシンプル。

鉄パイプにニクロム線を巻きつけて100vの電気を流し込む!以上!

すごい(笑

ニクロム線が熱せられ鉄パイプが高温に。
パイプ内側に直接ふれた水が蒸発して蒸気噴出口から出てくるという仕組み。

鉄パイプの横には小さな貯水タンクがあり、
下でパイプとつながっているので双方の水位は同じになり、
それが本体正面に見える水位計にもなっている。

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シンプルかつ豪快な蒸気発生装置
蒸気発生装置

針金を外して断熱シート(?)を剥いてみる。
シートを剥いた

ニクロム線とおぼしきかなり細い金属線が巻かれているが、断線しているのが見て取れる。
断線

これが切れたことで熱が発生せず、蒸気にならなかった模様。

構造は単純なので修理方法としては、

  1. 錆びている鉄パイプを交換
  2. 色々と計算して新たにニクロム線を入手、巻き直す
  3. 一緒に巻いているシートがボロボロなのでこれも新しく入手
  4. パイプ上下を繋ぐための耐熱シリコンチューブなどを入手して接続

てなことをすれば直せるんだろうけど・・・
絶対材料は無駄に仕入れることになる。使うのは少しだけだし。

そもそも巻いてあるシートは何なんだろう?ガラス繊維シート?
10cm x 8cmくらいの2枚だけとか都合よく買えたらいいけどそんなわけないよね。
そして余っても絶対二度と使わないっていうね。

さて・・・

まとめ

結局修理はせずに閉じちゃった。

このストーブ、西新宿に居た頃に購入し使っていたものなので実は思い入れもあったりする。
なので本当はちゃんと直してやりたいのだけれど・・・

さすがに数千円で新しいものが買えるのに修理にコストをかけるのもどうなのかと。
電気ストーブ

ヒーター部分は問題ないので普通にストーブとしては使えるし、
さらに言うと普段は別の遠赤外線ヒーターを使っているので正直困っているわけでもなく・・・

うん、放置で。

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