圧力鍋!骨まで柔らかサバの味噌煮

圧力鍋で調理 生活
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サンマの美味しい季節です。
先日も新鮮なサンマを買ってきて食べたのですが、結構な頻度で塩焼きです。
それはそれで美味しいのですが・・・もう少し違った食べ方もしてみたい。

煮付けなども作りますがネットでレシピを見てみると、「圧力鍋」を使ったレシピを結構見かけます。
”骨までやわらかホロホロと”なんて表現を見るとやっぱりチャレンジしてみたい。
でも圧力鍋なんて使った事ないし・・・。

2L前後の一人暮らし用ので十分なんだけど幾らぐらいするんだろう・・・と試しにググってみると数千円なんですね。
それなら一個買おうかと考えて、ふと一つの思いがよぎる。

うちに無かったっけ?

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圧力鍋を分解、洗浄、再生する

キッチンの下の鍋置き場を漁る事数分。
見つけました。

圧力鍋

ででででっでで〜ん、中村孝明の圧力鍋ぇ〜!
しかも2.2L。丁度良いではないか。

ただ如何せん使う人が居なくなってからずっとしまわれたままでした。
しかも井戸水を使っているせいか、カルシウムらしきものが鍋などに付着してしまうんです。ミネラル分が多いんでしょうね。
これも内部をよく見てみると、ボルトなどに白い物がついてます。
はじめはアルミが腐食してるのか?とも思いましたが違うようです。
とりあえず全て分解して掃除してみる事にしました。

ちなみに鍋の裏には2005年7月と製造年月日が彫ってありました。
丁度10年くらいです。
パッキン類が恐らく交換時期なのですが、触った感じ固くなってる訳でもなかったのでとりあえず念入りに清掃。

鍋部分
アルミの鍋自体は綺麗なので、普通に洗剤で洗いました。

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フタ部分
フタに付いている調圧弁のナットを外し、フタからボルトを引き抜きます。
外せるのは3カ所。
中央の3番がおもりの乗っかる圧力調整弁。1番2番はそれぞれ予備の弁の様子。
ボルトのみぞに溜まった付着物を削り落とし、全ての部品を徹底的に洗います。
手前の4番は外せないのでそのまま綺麗に掃除。(外そうと思えば外せるはずだけど無理はしない)
綺麗にしながら構造と機能を理解していきます。

4番が最初に機能する蒸気弁のようです。
火にかけられて沸騰すると、まずこの穴から蒸気が出ます。
ある一定の圧力になると上に押し上げられ、この弁が閉じます。

次におもりの乗っている3番から蒸気が出て、おもりがシュッシュと回り始めます。

1番と2番はバネ式になっており、片方は表側のツマミを引っ張ると開き、もう一つはただ弁だけが圧力に寄って持ち上がるようになっています。
恐らく中の圧力が上がりすぎた時に、無理なく圧力を逃がす為の機能なのだろうと理解。

一通り掃除した後、再び組み付け。
弁が無理無く動く事、各所つまりの無い事を確認して水だけを1/3ほど入れて加熱してみました。

説明書がないので緊張したけど、どうやら問題なく使える感じ。
良かった。

その後、サンマの煮付けを圧力鍋で作ってみました。
加熱時間などがわからないので適当に5分ほどでやってみたけど、まだ骨は硬かった・・・。

でも美味しく出来たので次もまた作ろう♪と思っていた所で今日、サバが安く売られてるのを発見。

骨までやわらか。サバ大根の味噌煮に挑戦!

さてようやく表題のサバの味噌煮。
前回はサンマで骨までやわらか・・・とはいかなかったのでネットでレシピ検索。
まぁ大体にしか見ないんですけどね。(^^;
それでも30分ほど加熱という記述は確認しました!
今回はそれを参考にしてみる事に。

お安くゴマサバげっとん

ごまさば
銚子港直送のごまさば。
以前「冷蔵庫でサバの文化干し」を作ったときよりもちょっと大きくて太めかな?
3匹入ってこの値段。

まずは大根の下茹で

せっかくなので圧力鍋を使って。
大根が十分浸かる程度の水をいれ、フタをして加熱。
おもりがシュッシュッと回り始めたら弱火にして3分ほど加熱。
火を消したら圧力が下がるまで(10〜15分くらい)待つ間にサバの処理へ。

大根下茹で
(下茹で完了)

サバをさばく

とりあえず今回は2匹分。

  1. まず頭を落とす
  2. お腹を開いて内蔵を取り出し
  3. 流水で血合いなどを綺麗に洗い流す
  4. 尾の部分を落として
  5. 4切れほどの輪切りにする。

2枚におろしても良さそうですが、鍋も小さいので輪切りを選択。
ボウルに入れます。

下準備

そこに沸騰するちょっと前くらいの湯(90度くらい)を入れて霜降りにします。

霜降り

軽く色が変わったら優しく洗って臭みのもとになる血合いや汚れを落とします。

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煮汁の準備

煮汁に使う酒やみりん、砂糖、水などの割合は適当にやってしまいました。
レシピを公開されている方それぞれに違うので、よさげなものを参考になさってください。
ただ味噌だけは半量だけ入れ、跡で煮詰める際に残りの半量を入れた方が良さそうです。

材料を鍋に入れて火にかけます。
軽く煮立ったら下茹でした大根を底に敷き、その上からサバを入れます。
こうすることで鍋の底に魚の皮が付く事がなくなります。

加圧して加熱

フタをして加熱します。
圧がかかったら弱火にしてそのまま30分ほど加熱しました。
その後火を消し、圧が抜けるまで15分ほどそのまま冷まします。

おもりを傾けて圧が抜けている事を確認したらふたを開け、中をチェック。
おぉ!なんか良い感じ!

残り半量の味噌を入れたら、
あとはフタをあけたまま強火で加熱し、好みのとろみまで水分を飛ばします。

サバと大根の味噌煮完成!

実は途中から写真を撮るのを忘れていました。(ーー;

初めて圧力鍋で作った味噌煮に夢中になってしまい、
食べる前に盛りつけて写真を撮る事も無く、出来たそばから美味しく頂きました。(笑

冷蔵庫にしまう前に思い出して一枚。
圧力鍋でサバ味噌煮

見た目はあまりよくありませんが、
大根もやわらかく味が染み込んでうまうま。
サバの骨も柔らかく、ホロホロとまではいきませんでしたが、それでもそのまま気にせず食べられる柔らかさ。

大満足です。

まとめ

ちょっと良いものを手に入れちゃった感じです。
パッキン類の寿命が気にはなりますが、一応まだ使える様子。
ダメなら新しく買い替えようかと思っていましたが、しばらくはこれを使ってみようかと思います。

再生させて使う、これもまたエコってことで。

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