自家製ヨーグルトの作り方 牛乳と混ぜるだけ!

生活
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最近ヨーグルトを買ってきては頻繁に食べるようになりました。
寒くなるこれからの季節には乳酸菌の力で免疫力もアップ!

そこでふと思ったのです。
ヨーグルトって増やせたよね?

カルシウムやビタミンも豊富で毎日食べたいし、
自家製ヨーグルトを作って食べればきっとお財布にも優しいはず!

何より簡単に出来るのが嬉しい。

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自家製ヨーグルト作りに必要なもの

用意するもの(今回用意したもの)

  • 市販のヨーグルト
  • 成分無調整の牛乳
  • 500mlほど入る容器とスプーン
  • 鍋(煮沸消毒用)

牛乳パック(1L)のまま作ることも可能だと思いますが場所もとるし、
容器の深さがありすぎて取り出しにくいのでお一人様サイズの瓶で作ります。

作った後1週間程度で食べきるのにもちょうど良い大きさなのです。(一人の場合)

ヨーグルトの種類

プレーンが好きなので加糖されていないプレーンヨーグルトを使いました。

今回使用したのはこのヨーグルト

フルヤ乳業 Bb-12 プレーンヨーグルト
近所のスーパーで¥106(税込)
フルヤ乳業 Bb-12 プレーンヨーグルト

生乳70%使用。まろやか仕立て。滑らかで美味しい爽やかな プレーンヨーグルト。ブルガリア菌、サーモフィラス菌でじっくりはっ酵させ、生きたまま腸まで届くビフィズス菌Bb-12を含むプロバイオティクスプレーンヨーグルトです。

(フルヤ乳業 商品情報より引用)

味は牛乳の風味が感じられて濃厚、そしてちょっと酸味が強いかな。そんな印象。

基本的にはいろんな種類で試してお好みのものを選ぶと良いかと。
R1ヨーグルトやカスピ海ヨーグルトで作っている方が多いようです。

自分はそこまでこだわりがないので今回はこれで。
ちなみにカスピ海ヨーグルトはオフィシャルサイトで増やし方を紹介しています。
 → 「手作り「カスピ海ヨーグルト」応援サポート隊!

さらに乳酸菌ごとの効能を知りたい方はこちら。
 → 「市販ヨーグルト38種の効能・効果別「正しい選び方」(ダイヤモンド社)

そして牛乳はなるべく成分無調整の牛乳で作りましょう。
乳脂肪分の少ない牛乳でも出来るようですが出来上がりの感じは変わるようです。

便利なヨーグルトメーカー

ところで「ヨーグルトメーカー」なる家電をご存知でしょうか。
乳酸菌が増えやすい温度に保ってくれるマシンです。

世の中にはホント便利なものがありますね。(感心)

でも今回は使いません。
というか使うまでもなく出来ているので今のところは必要性を感じていません。

ただし冬場のような室温もグッと下がる季節には使うと良いかもしれません。
ヨーグルトだけでなく、なんと納豆までも作れるらしいですよ。(!)

なお、ヨーグルトに入っている菌の種類によって増殖する温度も違うので温度設定には注意が必要です。

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自家製ヨーグルトの作り方

1、まずは容器やスプーンを煮沸消毒

容器は何でも良いと思いますが
なるべく縦に細長い容器がオススメです。

以前、浅く幅広な普通のタッパーを使って作りましたが、
考えてみると空気に触れる面が少ない方が表面で増殖する(空気中からの)雑菌を抑えられて良いはずです。

ということでセリアで買ったガラス瓶を使います。(ただ余っていただけとも言う)
セリアで買ったガラス瓶

鍋に水を張り、水の状態から火にかけ煮沸消毒します。
沸騰してから入れると急激な温度変化で割れる可能性があります。危険なので最初から入れておきましょう。
煮沸消毒

10分ほど煮沸消毒したら菜箸などを使って取り出します。
※くれぐれも火傷にはご注意を
菜箸などを使って取り出し

2、牛乳に種ヨーグルトを入れる

ガラス容器の中に牛乳を注ぎ入れます。(瓶をちょっと冷ましてから。急激な温度変化には注意)
牛乳を注ぎ入れます

大きめのスプーンで2杯ほどのヨーグルトを入れて軽く混ぜ合わせます。
ヨーグルトを入れる

牛乳に対しヨーグルトの量が多すぎてもうまくいかないようです。
あまり神経質になる必要はありませんが
牛乳の量に対して1割程度を目分量で入れれば十分です。

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3、室温で保管

あとは軽く蓋をして棚の中などに室温で放置。

春夏くらいの季節ならそれで問題なくできます。

が、現在は10月の半ば。
気温は15度から20度をちょっと下回る程度。

そこで乳酸菌が増えやすいよう、牛乳をちょっとだけ温めてあげます。
先ほどの煮沸に使ったお湯を再利用。

水で薄めてちょっと熱めのお風呂くらい(約40度)にまで温度を下げ、その中に瓶ごと入れておきます。
フタは空気の出入りを阻害しない程度に緩めておきます。
牛乳を温め

あとはそのまま放置。
1時間後、外側を軽く拭いたら直射日光を避けた棚などに置いておきます。

室温にもよりますが、

春夏:12〜20時間、
秋冬:24〜36時間程度(※)

で出来あがるはずです。

※さすがに10度前半や一桁くらいになると乳酸菌の活動も抑えられてうまく出来ません。冬はストーブ等の熱が届く範囲に置いたり、コタツ(弱、低温度)の中に入れておけば12時間くらいで固まり始めます

4、自家製ヨーグルト完成!

20時間ほど置いたものがこちら。

斜めにすると固まってきているのがわかります。
自家製ヨーグルト

でもまだちょっと緩いかな?

中はこんな感じ。
自家製ヨーグルト

クリーミーな仕上がりです。
自家製ヨーグルト

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5、冷蔵庫で保存

様子を見て、大体固まってきたらあとは冷蔵庫で保存します。

ちなみにですが、
たとえ冷蔵していても発酵は進みます。

冷蔵庫に入れておいたヨーグルトも時間が経てばより酸っぱくなったりしますよね?
逆に言えば固まるまでの時間はきっちり計らなくても大体でOKだと言うことです。

私見ながら、気をつけるべきは
仕込んだ直後からの乳酸菌の増え方かなと。

適度な温度でちゃんと最初のうちに乳酸菌が増えてくれれば、あとはその乳酸菌が出した「乳酸」という酸が牛乳に含まれるタンパク質に作用し、固まってくれます。これがヨーグルトの固まる原理です。
さらにその酸性が有害菌や雑菌などの増殖を抑え、ヨーグルトの保存性をも高めます。

逆に最初の増殖に失敗するとその他の菌が増えてしまい、十分な乳酸菌の数に至らず、結果乳酸も十分に出されず、ヨーグルトとして固まらなくなってしまいます。
こうなってしまうともう後からいくら温めても固まることはありません。

無菌室でもない、普通の家庭でその他の菌を完全に排除することは不可能です。

なのでスタートダッシュがとても重要。

なるべく滅菌した容器とスプーンを使い、新しい牛乳にタネ菌を混ぜたら一気に増やしてその乳酸菌に天下を取らせてあげましょう。(笑
そうすれば失敗はしないはず。

ということで様子を見つつ、ほぼほぼ出来ていたら冷蔵庫にしまっておきましょう。

1週間程度を目安に食べきってください。

食べるときは清潔なスプーンでまず小鉢などに取り出し、それから口をつけましょう。
くれぐれも直接口に入れたスプーンをヨーグルトの中に戻したりしないように。

自家製ヨーグルトは経済的にお得?

さて、余計な話ではありますがコストについてちょっと考えてみました。

自家製ヨーグルトは経済的にお得?

結論から言うと・・・そうでもないかもしれません。

というのも、1Lの牛乳を200円ほどで購入したとしましょう。
さらに400gのヨーグルトは100円〜150円くらいでしょうか。

仮に牛乳パックの半分、500mlほどでヨーグルトを作ろうとした時、

  1. 牛乳500mlで 100円
  2. 種ヨーグルト約80〜100gで 20〜40円

合計で120円ちょい。

市販のヨーグルトを普通に買ってきてもさほど差はない・・・ような気がします。(^^;

もちろんもっと高いヨーグルトや何世代も増やしていくなら多少違ってくるかもしれませんが、それでも雑菌やカビの増殖で失敗したりすることもありますし、そう考えるとあまりお得とはいえません。
さらに健康被害が出たりなんかしたら元も子もありません。

難しいですね。

とは言え、
適切に扱えば1世代で失敗することはまずないと思います。
なので最初のうちは買ってきたものから1回(1世代)だけ増やし、それ以上は慣れてきたらにしておきましょう。

色々なヨーグルトでトライ

CGCジャパン プレーンヨーグルト 138円(税込)
これもBb-12株ですが、アシドフィルス菌、ブルガリア菌、サーモフィラス菌と合わせて使用しているようです。
CGCプレーンヨーグルト

フルヤ乳業のプレーンヨーグルトほど牛乳の風味はありませんが酸味はほどほど、さっぱりとした味です。
これも常温(室温20度前後)で固まってちゃんとヨーグルトになりました。

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まとめ

ということで自家製ヨーグルトの作り方を紹介してみました。

今回使用したBb-12株のプレーンヨーグルトは免疫力強化に効果があるそうです
そして増やして作ったヨーグルトの方は元のものより酸味が抑えられ、とてもマイルドで美味しいヨーグルトになりました。嬉しい驚き。
クリーミーで超美味しい。

まとめると、
普段私がやっているのは以下の手順。

市販のヨーグルトを買ってきたら

  1. 最初に1/4(100g)ほど取り分けて冷凍庫へ。
    種ヨーグルト
    種ヨーグルト冷凍

    数週間であれば乳酸菌も休眠状態で保存できます。

  2. さらに50〜100g程度で自家製ヨーグルトを仕込んだら、容器に残ったものを数日かけて消費。
  3. その後、新しく出来上がった自家製ヨーグルトを食しつつ、冷凍庫のタネからもう一瓶自家製ヨーグルトを仕込みます。(50gくらいずつ使えば2回分仕込めます。)

こうすることで400gのヨーグルトから何倍にも増やして食べることができます。
なくなったらまた買ってきて同じサイクルで増やします。

上でも触れましたが何世代も増やし続けるのは比例してリスクも増えますのでご注意を。
それにコスト的にはあまり変わりません。
(ものすごく安く良質な牛乳を入手できるのなら別ですが。)

まずは1世代でやってみて、慣れてきたらもう少し世代を重ねていきましょう。
それでは皆さんもよりよい善玉菌ライフを!

【追記】自家製ヨーグルトを使ってナンを作りました。

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