Firefox147にアップデートしたらChatGPTが壊れた話

コンピュータ関連
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Mozillaから 147.0.1 がリリースされました。問題は修正されています。

FirefoxをアップデートしたらChatGPTの挙動がおかしくなった話。

アップデートの通知が来ていたので最新版にアップデートしたところ、直前まで普通に使えていたChatGPTの挙動がおかしくなりました。
ページ自体は表示されるものの、入力やレスポンス周りが不安定で、実用にならない状態です。
具体的には入力欄から送信ができない返信が表示されないログインボタンが押下できない、などなど。

困るよね、こういうの…

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まずは定番の切り分けから

ブラウザ絡みの不具合ということで、最初に疑ったのはアドオンや設定の影響です。

  1. トラブルシューティングモード(旧セーフモード)で起動
  2. アドオンやテーマをすべて無効化

しかし、結果は変わらず。
この時点で「少なくともアドオン由来ではなさそうだ」と判断しました。

キャッシュやクッキーも削除してみましたが、状況は変わらず。
それどころかログインすらできない状態に。

Firefoxのバージョンを戻したら復旧

次に試したのがFirefox本体のバージョン変更です。

本来ダウングレードは推奨されません!が、

たまたま数日前にMacOSのアップデートを実施。
その際にアップデート前のプロファイルを保存していたので、新たに一つ前のver146をダウンロード&インストール、プロファイルの中身全コピペで復旧しました。

結果として問題はあっさり解消。

このことから、今回の不具合はFirefox本体で発生している可能性が高そうです。

about:configで回避できるという情報も

調べていく中で、一つ興味深い情報を見つけました。

about:config を開き、以下の設定を変更すると問題を回避できる場合がある、というものです。

  1. network.http.dictionaries.enable
  2. 値を false に変更

参考サイト:Mozilla Connect(公式)「ChatGPT not working anymore in Firefox 147.0 (64 bit) updated today」

どうやら最近のFirefoxで導入・変更されたHTTP周りの挙動が、ChatGPT側と相性問題を起こしている可能性がありそうです。

network.http.dictionaries.enable とは

ちなみに、
network.http.dictionaries.enable とは Mozilla Firefox の内部設定の一つで、HTTP圧縮における「圧縮辞書(compression dictionaries)」の利用を制御するためのフラグ、らしいです。

この設定を false にすると、Firefox は圧縮辞書機能を無効化し、特定の辞書ベース圧縮のやり取りをしなくなります。

false にすると直る可能性がある理由(推察)

以下は 観測ベースの推察としてまとめたものです。

  1. 設定を false にすると、Firefox は圧縮辞書を一切使わなくなる。
  2. その結果、ChatGPT 側とやり取りされる通信は標準的な圧縮(gzip など)にフォールバックされる。
  3. これにより、圧縮辞書による不整合が回避され、Web UI等 が正常に読み込まれるようになる。

簡潔に言えば

圧縮辞書機能が原因で出ている不整合/エラーを無効化するため、従来どおりの圧縮処理になる→結果としてトラブルが回避される可能性がある
という考え方です。(※あくまで現時点での推測です)

ただし多くの改善報告がある一方、
Geminiの方で不具合が出るなどの報告もあるようです(

自分の対応とおすすめ

自分の場合は、特に急ぎではなかったため、

Firefox 146に戻し、
次のマイナーアップデートで修正されるのを待つ

という対応を選びました。

ただし、

  1. Firefoxをどうしても最新版のまま使いたい
  2. ダウングレードは避けたい、できない

という人は、一時的に network.http.dictionaries.enablefalse にする方法を試してみる価値はあると思います。

Mozilla 側でも修正を含んだ 147.0.1 リリースが進行中という話なので、
そう時間を空けずに公開されるでしょう。

数日待ったら解決するような気もします、たぶんね。

数時間後に ver147.0.1 がリリースされました。前述の設定の値をデフォルトで変更した模様(リリースノート)。再度アップデートした後は問題ありません

まとめ

今回の件を整理すると、

  1. Firefoxアップデート後にChatGPTの挙動が不安定になる場合がある
  2. トラブルシューティングモードでも改善しない場合、アドオン以外が原因の可能性が高い
  3. Firefox 146に戻すと正常動作した
  4. about:config の設定変更で回避できるケースもあるらしい

という状況です。

ブラウザとWebサービスの組み合わせによる不具合は、ユーザー側ではなかなか厄介ですが、同じ現象に遭遇した人の参考になれば幸いです。
ただし、あくまでも今回の不具合に際して、という点にご留意ください。

では。

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