【VTR250】クラッチワイヤー微妙に引っかかる?錆?茶色いオイルで交換作業

バイク(2輪もろもろ)
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去年の11月末くらいだったかな?
クラッチワイヤーに引っかかるような、微妙な感触があることに気がつきました。

なんか「(握る)クイッ(戻す時)クク・・・」みたいな。
ただその感触は軽微なもの。
切れそうな感じ・・・とまでは言えませんでした。

とりあえずワイヤーオイルを吹き込んでみる。
ん〜直ったような直ってないような

すぐに切れそうな感じではないものの、
そうは言っても突然出先で切れても困るし、念のためクラッチワイヤーはすぐに購入しておきました。

そしてつい先日のこと。

軽く整備ついでに注油してみたら・・・
なんか茶色いの出た。(^^;

いつもは「ちょっと汚れたオイル」くらいの色だったのに・・・明らかに茶色い。
これって・・・多分錆だよね?

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クラッチワイヤーの交換手順

ということで買っておいたクラッチワイヤーに交換することにしました。

早速交換していきます。
作業自体に難しい部分はありません。ケーブルを替えるだけなので。

まずはクラッチワイヤーを緩める

ハンドル側のアジャスタを緩めます。
ウェスで保護してプライヤーで挟んで回します
ハンドル側のアジャスタ

アジャスタを緩めればロックナットが回るのでワイヤーを十分に緩めます。

By the way, Where does “ウェス” come from!? (突然の英語)
ところで「ウェス」ってどこから来てるの?って思ったら、
英語の「Waste cloth」のWaste(ウェイスト)が語源なんだね。ひとつ勉強になった。

ウエスは、Waste(英語ウェイスト:無駄・くず・ぼろ・廃棄物)から、訛ってウエスと呼ばれるようになった。
一般に「ウエス」は機械器具類の清掃に用いられる布切れを指す。
(wikipedia ウエス より引用)

閑話休題。
作業に戻ります。

ケーブルの取り外し

ワイヤーが緩んだことでクラッチアーム側のタイコが外せるので外します。
タイコが外せる

ハンドル側に戻って、アジャスタやロックナットの切れ目を合わせてケーブルを取り外す
ケーブルを取り出し

こんな行ったり来たりしないでも最初からクラッチアーム側のナットを緩めても外せます、ほんとはね(汗

さてクラッチアーム側、外側のナットを14mmのスパナで(内側12mmで固定しつつ)回して緩め、取り外します。
クラッチアーム側

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ケーブルを交換する

これでフリーになったので引っこ抜けるのですが、
ケーブルの取り回しとして同じ場所を通したい。

たらたたったら〜ん
純正クラッチケーブルぅ(ホンダ ケーブルCOMP. クラッチ 22870-KFK-730
税込¥1,860でした。
22870-KFK-730

そしてこうします。
新旧二つのケーブル

そう、
新旧二つのケーブルをビニールテープなどで繋いでしまうのです!

これを古い側に引っ張りつつ、新しい方から押し込んで行けば寸分違わぬ位置にワイヤーを通せるってもんです!(ふんす

・・・ナットを外すのを忘れてました。(汗
ナットを外すのを忘れて

二つとも外し、気を取り直してもう一度。

改めてビニテでぐるぐる接続
ビニテでぐるぐる

あとは古い方を引っ張りながら新しい方を押し込んでいくだけ。
途中フレームに沿わせる部品にはタイコが通らないかもしれないのでその時は輪っかを外しましょう。
マイナスドライバーで下側の接続部をこじれば外せます。(はめる時は押し込むだけ)
ケーブルガイド

通った!
通った!

ケーブル先端にある曲がりをクラッチアームの回転方向に合わせ、ワイヤーの動きに無理がないよう配置します。
あとは元どおりにはめるだけ。

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レバー周辺も洗浄、グリスアップ

でもその前にせっかくなのでレバーあたりも綺麗にしておきます。
レバーあたりも綺麗に

パーツクリーナーで綺麗にしたらグリスアップ
綺麗にしたらグリスアップ

ワイヤーにも注油し、各所元どおりに戻したら完了
各所元どおりに
各所元どおりに

遊びの主調整はクラッチアーム側で行い、微調整はレバー側で行います。

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クラッチケーブルとか中が見えないから交換時期とか難しいよね

ちなみに、
取り外した古いケーブルはこんな感じ。
取り外した古いケーブル

ぶっちゃけ綺麗な状態。
ここだけ見るとまだまだ使えるし問題なさそうなのに・・・。
動きとしてもそんなに悪いわけじゃない。

それでもやっぱり伸びていたんだなぁと思うのがこちら
ワイヤー横の隙間に差し込めている

わかりますかね?
ワイヤーオイル用の細い金属製ノズルが、ワイヤー横の隙間に差し込めているんです。

ところが新品のケーブルには差し込めるような隙間はありませんでした。
それだけ伸びて細くなっていたのかなぁって。
もしかしたらワイヤーの太さが変わったのかもしれませんが。(そんなことない?)

まぁ新車購入時から約16年も使い続けてきた、一度も交換していないケーブルですからね。
寿命だったのかなと。

まとめ

ということでクラッチケーブルの交換作業でした。

今回はワイヤーオイルを注入した時に下から茶色いオイルが出てきたことで早急に行いました。

引っかかるような感触を得てから1,2度注油していたんですけどね。
その時は古いオイルも茶色ではなかった。

実際に切れる前に作業できてよかったかな?

交換後のインプレッションとしては・・・なんか逆にキツくなった?重くなった?
いや、キツくなったわけじゃない、戻りの力がダイレクトにレバーに伝わってるんだ。
ケーブル内でワイヤーが動く際の抵抗(多分錆とか)がなくなったから、握った後のワイヤーが強く引っ張り戻される力を強く感じるようになりました。

本来はこんな感覚だったんだね。あは。

ということで今回は以上!
備忘録でした。

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