クレのスーパーチェーンルブは凄かった…チェーンルブのお話再び

バイク(2輪もろもろ)
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以前(半年くらい前かな?)チェーンソーオイルがチェーンルブの代用になると聞き、試してみることにしました。

バイクの専用チェーンルブと違い、大分柔らかめで粘度だけはある感じ?
オイル自体は柔らかいけど納豆の糸みたいに「みょ〜ん」て糸を引いて伸びると言ったら想像しやすいかな。

実際かなりいい感じ!と使用感も追記もしたのですが
今日見たらちょっと・・・まずいかも。

あれ?硬いよ?・・・え、固着しかけてない?

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チェーンソーオイルは使い方に注意が必要かも?

ということで先日の記事。

チェーンソーオイルはバイクのチェーンルブ代用になる?

チェーンソーオイルはバイクのチェーンルブ代用になる?
バイクのチェーンルブをちょっと変えてみました。 思うところがあってチェーンルブから「チェーンソーオイル」に。 使用感やレビューというか、気づいたことを簡単にまとめてみます。 今日はそんなチェーンルブについてのお話。

先ほども言いましたが使用5ヶ月後のレビューとしてかなりオススメかも!?って書きました。2ヶ月くらい前のお話。
それ自体に嘘はない。何より安いしまだ半分以上残ってる。余裕で。

ただチェーンソーオイルは専用チェーンルブとは違うので細かなメンテナンスは必要になります。
飛び散りやすいからね。

走行距離は1,300kmほどしか増えてないものの、注油自体は4、5回行っています。
つまりだいたい300km毎にチェーンの洗浄&注油をしているということ。

チェーンも綺麗に保てるし決して悪いわけじゃないと思う。

ただ、ただですよ、
昨日乗る前にいつもの点検としてチェーンの様子を見たわけです。
指先で触って黒いオイルが付着するのを確認しました。
乾いているわけじゃない、油分は切れていないがちょっと汚れてきてるのでまた綺麗にして注油するかぁと思ったわけです。

そして帰宅後、
プラスチックセーフ(ゴム製品にも使用可能、もちろんシールチェーンにも)なパーツクリーナーで洗浄し、いつものように「チェーンソーオイル」を一コマ一コマ左右のOリング、ローラー部へと塗布。ローラーがスムーズに回ることを確認して次のコマへ・・・とやっていきました。

がそこで気づいてしまった。

あれ?このコマめっちゃ動きが硬くない・・・?

1、2個だけ動かないわけではないものの、かなり動きの渋いコマを見つけてしまったのです。

嘘でしょ? 固着しかけてる?

チェーン交換とかまじ面倒なんですけど・・・って思ったり思わなかったり(いや思うけど)。

原因は相性、というか力不足?

で、考えてみました。
何故?って。
だってこんなに細やかにケアしてるチェーンの動きが渋いだなんて裏切り(?)でしかないでしょ。

恐らくは「パーツクリーナーが脱脂しすぎる問題」かなと。
いやパーツクリーナーさんとしてはちゃんとお仕事してるんですけどね。ここ数年それで問題はなかったわけですし。

ところがですよ
多分だけど新たな相方(チェーンソーオイル)との相性が悪かった。

プレートに囲まれた部分にくるくる回る筒状のローラーがあります。
古くなった油分やゴミで回りづらくなっていても、パーツクリーナー(勿論シールチェーンにも使えるもの)を吹けば綺麗になって注油後はくるくる抵抗なく回ってくれます。

そしてOリングにかかればちゃんと脱脂しちゃうんです。当たり前ですが。
その後に塗布するオイル(チェーンソーオイル)。
一コマ一コマしっかりと塗っていくものの、
多分中までは浸透しきれていなかったんじゃないかと思うのです。
表面にとどまっただけ。

その結果Oリングとプレートの間の油分が足りなくなってスムーズに動けない、
さらにはピンとプッシュの間に封入されたグリスが脱脂されたOリングの方に移り(経年劣化もあるけれど)、やがて排出されていってしまう。

表側からはあまり浸透できず、一方的に失われていくだけ。
故にコマの動きが重くなってしまうのではないかと。

(素人の意見なので悪しからず)
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固着しかけているチェーンを直す(再生)ために考えた

仮にこれまで述べたことが当たらずとも遠からずだった場合、
まだ完全に固着していない、ピンやプッシュがサビで膨張・固着しているわけではないのなら、
精密ドライバーを使ってOリングを横に寄せ、その隙間から細いノズルを使ってルブを吹き込めば復活できるのではないか?
ピントプッシュの間に充填されているグリスを補充できるのではないか?

チェーンの構造

翌日実際に試してみました。

無理でした(笑)

Oリングを横に避けてなんてできない。ノズルなんて差し込めない(笑

でも奇跡は起こる

仕方ないので、
まだ残っていた「KURE(呉工業) スーパーチェーンルブ」をOリングの上から塗布してみました。

するとなんということでしょう!
コマが軽く動くようになったではありませんか!
しかも吹きかけてすぐ。
劇的な変化、正直びっくり。

クレのスーパーチェーンルブって吹くと炭酸みたいにプクプクってなるんです。恐らくは浸透力を増すために。
それが功を奏したのか固かったコマが動くようになりました。

はぁよかった。

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まとめ:結局は専用チェーンルブ最高?

発砲成分を含むチェーンルブだったからこそ浸透してくれたのでしょう。

結論としては「やはり専用のチェーンルブを使った方が結局良い感じ」なのかなと。

チェーンて購入しようとすると結構高いですからね。

普段塗布するオイルを若干安くできても、結果的にかかる経費を考えたらあまり意味ないかもしれない。

とは言え、これも前回の記事に書きましたけど
「ギヤオイルを塗布」とサービスマニュアルにも書いているのだからチェーンソーオイルがダメなわけではないと思います。
そもそもチェーンソーのチェーンには使えるのだから。

普段はウエスで表面の汚れを拭き取って追加でオイルを塗布、数回に一回の割合でチェーンの洗浄も行っての注油とすれば十分使える気もします。

ということで今回言いたかったことをまとめると、

  • チェーンの洗浄(脱脂し過ぎ)には十分注意しよう(当たりまえ
  • オイルを塗布しただけでは本当の意味で注油にはならない場合があるかも。特性を理解した上で使用する
  • なんだかんだいって専用ルブは最強

また何かあったら報告します。

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