歯医者さんおすすめ? ConCool ジェルコートFの効果やいかに

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歯磨き粉がなくなってきたので新しいものを買ってきました。
その名も
コンクール ジェルコートF(フッ素コート歯磨きジェル)

多くの歯医者さんオススメの歯磨き粉なんだとか。

少し前に名前を聞いて気になっていたのですが
たまたま近所のマツキヨで見かけたので試しに買ってみました。

でも・・・微妙に高いよね。(^^;

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コンクール ジェルコートF(フッ素コート歯磨きジェル)

値段は90gで1080円(税込)でした。
コンクール ジェルコートF(フッ素コート歯磨きジェル)

裏面を見てみると書かれている特徴が三つ
特徴

1、フッ素コート

”ジェルがすみずみまでゆきわたり、フッ素が歯質強化と再石灰化を促進。”(パッケージより)

フッ化ナトリウム(フッ素950ppm)配合。

フッ素が歯にいいという話はよく聞きますよね。
歯医者さんでも塗ってもらえます。(歯医者さんのはなんと9000ppmと高濃度)

歯の結晶構造を丈夫にし、再石灰化を促進、虫歯菌の働きも抑えて酸の産生を抑制します。
もちろん子供だけでなく大人にも有用。

そういえばほかの歯磨き粉でも高濃度のフッ素配合を謳っているものが多くあります。
1450ppm配合というのもあるのでこれが飛び抜けて高濃度というわけでもなさそうですが、単純に多ければいいという話でもなさそうです。

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こちらの歯医者さんによれば、

フッ素は虫歯を防げるか?
現在、歯科で虫歯予防のために進められているフッ素の利用法は、以下のとおりです。

①歯科医院で、高濃度のフッ素溶液(9000ppm,酸性フッ素リン酸溶液)を塗る
ただし、2週もしくは4週の間に3-4回を1単位として、年に1,2回
 虫歯抑制率 40%程度

②フッ素洗口(フッ素洗口液、商品名ミラノール、フッ素濃度450ppm)
毎日、就寝前、歯を磨いたあとにうがいをする
 虫歯抑制率 40%程度
 おそらく、このやり方が、一番効果が高いと思います。

③フッ素入り歯みがきの利用(フッ素入り歯みがき、フッ素濃度1000ppm)
歯みがき時、毎回利用、うがいは、60cc程度の水のみで行う。
 虫歯抑制率 20%程度

原田歯科医院webサイトより引用)

フッ素濃度=虫歯抑制率、ではなさそう。
使い方次第ですかね。
ま、当然と言えば当然か。

ちなみに市販の薬用歯みがき類に配合できるフッ素の量は1000ppm(0.10%)と制限されていましたが、2017年3月に規制緩和が行われ、現在は1500ppmまで許可されました。
(参考文献:フッ化物を配合する薬用歯みがき類の使用上の注意について -厚生労働省)

2、高い殺菌力

”殺菌力を弱めない処方。塩酸クロルヘキシジンで原因菌を殺菌・増殖を抑制。”(パッケージより)

Q.パッケージに記載されている「殺菌力を弱めない処方」とは、どういう意味ですか?

A.一般的な歯みがき剤によく配合されている発泡剤は、洗口液に配合されている殺菌成分と反応し、殺菌効果を低下させることがあると報告されています。ジェルコートFは発泡剤無配合なので、続けてコンクールFなどの洗口液を使用しても、殺菌効果を低下させません。

よくある質問 -ウエルテック株式会社より引用)

このクロルヘキシジンという成分の殺菌力はとても強いようで、
欧米のマウスウォッシュ(洗口液)でも広く使われており実績があるもののようです。

そして発泡剤などが入っていないから効きやすい、ということなのだそう。

しかしながら、
欧米において使用されるマウスウォッシュ(洗口液)に配合される濃度は0.12~0.2%ほど。
対して日本国内では原液で0.05%までに規制されていると言います。

同社のマウスウォッシュ「コンクールF」に配合されている「グルコン酸クロルヘキシジン」は最大約12時間効果が持続するとありますが、濃度のことを考えるとちょっと疑問符はつきます。
その上希釈しての使用が勧められている為、実際にははるかに低い濃度でしかなく(0.01%ほど)その効果には懐疑的、という意見もあるようです。

またこの成分にはアナフィラキシーショックを引き起こす可能性が報告されており、使用には注意が必要です。

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ただし今回買った歯磨き剤「ジェルコートF」には「塩酸クロルヘキシジン」が配合されています。
「グルコン酸クロルヘキシジン」に比べてアナフィラキシーショックの危険性は低いようなので、
リスクを減らしつつ最大限の効果を、という感じでしょうか。

(クロルヘキシジンに対する)アレルギー反応の既往がある場合は使用濃度にかかわらず使用を避ける必要があります。

(参考文献:歯科衛生士が知っておきたい洗口剤の応用歯周炎患者における塩酸クロルヘキシジンおよびCPC配合洗口液の抗菌作用 -J-STAGE)

3、お口にやさしい

”研磨剤・発泡剤無配合で歯と歯茎と粘膜をいたわる。”(パッケージより)

研磨剤・発泡剤 無配合だそうです。

無配合?

研磨剤や発泡剤は入ってない方が良いんでしょうか。

これもまたちょっと調べてみました。

研磨剤について

研磨剤は歯の汚れを落とす効果を高める成分です。
歯の表面に付着した歯垢や着色汚れを落とします。

そういえばドラマ『家政婦のミタ』でも”歯磨き粉は実は一番身近にある研磨剤”とか言ってましたよね。

でも研磨剤として含まれている成分や磨き方によっては歯を傷めてしまう可能性もあるのです。
あまり強くゴシゴシと長時間磨いてしまうと歯の表面を削り取ってしまい、かえってよくないとのこと。

発泡剤について

まず単純に”磨いている感!”が出ますよね。泡立つと。
もちろん感覚だけでなく、良く泡立つことで口内の隅々にまで薬剤が広がりやすいというのもあるようです。

ただしその”泡立ち感”から、十分に磨かないままブラッシングを終えてしまう恐れがあります。

それぞれ利点、欠点(注意点)があるようです。

欠点というより知っておいたほうがいい、という感じでしょうか。

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使っているうちに歯が黄色く(茶色く)なる?ステイン問題

色々読んでいるうちにすごく気になったのが
歯の黒ずみや黄色くなるというステイン(着色)の問題。

これを心配なさっている人も多いのではないでしょうか。

実際は含まれている成分による歯の変色などではなく、
コーヒーやお茶に含まれる成分が歯の表面に沈着することによって起こるらしいのですが、
その沈着が起こりやすい or 研磨剤が含まれていないために落としづらい、ということがあるようです。

個人差はありますがちょっと不安になりますね。

一応それを防ぐためのものもコンクールの別商品として販売されているようです。

ウェルテック コンクール クリーニングジェル(ソフト) 40g 【医薬部外品】

メーカーの「よくある質問」にも研磨剤配合歯みがき剤の使用や定期的な歯科医院でのクリーニングを勧める旨の記述があります。

Lion クリニカ アドバンテージ

そこで今まで使っていた「Lion クリニカ アドバンテージ」を継続使用することに。

じゃぁ結局買い換えたわけじゃないじゃん、て話だけど。あは。(^^;

実を言うと帰ってきてよく見たら予備が一本ありました。
勿体無いしちょうどいいので使います。

Lion クリニカ アドバンテージ

ちなみにこちらは「高濃度フッ素 1450ppm配合」!

コンクール ジェルコートFよりフッ素が多いのに近所のホームセンターで278円(税込)。
・・・安い。

コンクール ジェルコートF

Lion クリニカ アドバンテージ ハミガキ

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まとめ

まだ買ってきたばかりなのでまだどんな感じになるかはわかりません。
オフィシャルwebサイトには「歯磨き後のフッ素コート」としての利用方法が載っていたのでそんな感じで使ってみようかと思い中。

口に入れた瞬間はほのかな苦味というか独特なテイスト。
爽やかなシトラスミントなんかに比べると一瞬違和感を感じますがすぐに慣れました。意外と悪くないです。

【追記1】
3ヶ月ほど経った今では普段の歯磨きにクリニカ、仕上げにコンクール ジェルコートFを使っています。
悪いわけでは決してないのですが・・・そう思うのですが・・・高いのです(貧乏性なので)
毎食後の歯磨き、および就寝前の歯磨きで毎回使っていると勿体無くて。(^^;
で、結局毎食後の歯磨きは軽く済ませ、就寝前にしっかりとクリニカで歯磨き&フロス、それらに加えてマウスウォッシュ「コンクールf」と仕上げにジェルコートFを塗布する感じで口をすすがずに就寝。
こんな感じで今現在は落ち着いています。

【追記2】その後マウスウォッシュ「コンクールF」も買ってきて使っています。たぶんこれがコスパ最強。

コンクールF(薬用マウスウォッシュ) 驚きの効果とコスパ!
薬用マウスウォッシュ「コンクールF」についてレビューしてみます。実際に使用しての感想です。 先日購入して使い始めた発泡剤・研磨剤なしの歯磨きジェル「コンクール ジェルコートF」、 いい感じです。 歯がツルツルしているような気がするし殺菌成分...

【追記3】6ヶ月後に検診で再び歯医者さんへ
先生に診てもらう前に歯科衛生士さんに掃除してもらうのですが、ほとんど歯垢や汚れが見当たらないと驚かれました。
自分で思っていた以上の効果があったようです。

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