蝿蛆(ハエウジ)症!?犬の皮膚が炎症を起こして大変なことに

ラッキー生活
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※記事中に多少グロテスクな表現が含まれます。虫系など苦手な人はご注意ください。

遡ること数日前、
うちの子(犬:シェットランドシープドッグ、シェルティ)の様子がなにやらおかしい。

お尻の方をやたらめったら気にしてガジガジ。
強いかゆみを感じているようだ。

お尻を掻く様子は以前からも目にしているし、
今までの子達もやっていたのでそれほど気にはしなかった。
まぁいつものこと。(犬を飼っている人はわかると思う)

でも今回は異常なまでに痒がっている。
そして前歯でガジガジ噛むことで余計に皮膚を傷つけてしまっているのか、体液が毛に染み出してかなり臭うようになってしまった。

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蝿蛆(ハエウジ)症について

この記事を見つけて読みに来た方はきっとお宅の犬や猫ちゃんを心配なさってのことでしょう。
先に蝿蛆症のことについて軽く触れておきます。

蝿蛆症とは

蝿(ハエ)の幼虫であるウジが犬や猫などのペットに寄生する病気です。

皮膚にできた傷口や腫瘍、炎症部分などに蝿が卵を産み、その結果患部にウジが寄生してしまいます。
寄生されると組織損傷や炎症が拡大し、ウジの活動に伴い激しい痛みや不快感が生じます。

高齢や体調を崩すなどして衰弱している場合に罹患してしまう恐れがあります。
ひどくなると皮下組織への侵入や、肛門から腸内部へと侵入してしまうこともあるようです。

ただし適切な対処と治療を行えば完治は十分望めます。

蝿蛆症の治療・対処法

寄生したウジを完全に除去し、患部を清潔に保って正常な状態に戻せば完治します。

しかし皮膚は炎症や壊死をおこしているでしょうし、素人判断で治療するのはとてもおすすめできません。
症状を認識したらなるべく早く動物病院に連れて行って治療を受けましょう。

患部の洗浄と消毒、抗生剤および抗炎症剤等の投与が必要です。

うちの子の場合

うちの子は今年で11歳。
人間で言えば初老の爺さんといったところ。

動けないわけではないし原因も定かではないのですが、
皮膚に炎症が生じていたか、あるいは痔のようなものもあるのでそのあたりが原因なのか、
運悪く卵を産み付けられてしまったようです。
老齢によって免疫力も落ちていたのかもしれない。

自宅で剃毛しつつウジを除去した後、病院に行って患部まわりを綺麗に剃毛、消毒。

帰宅後は抗生剤を1日2回1錠ずつと、1日1回2錠の抗炎症剤(ステロイド剤)を毎日おやつと一緒に食べさせる。
毎日消毒と保湿効果があるシャンプーで患部のある下半身を洗う。

以上のことを毎日続けています。

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発見のきっかけ

2、3週間くらい前にお風呂に入れた時は何も問題なかったように思う。
痒がる様子もなかったし、特に臭うこともなかった。

それからしばらくして痒がる様子を見せはじめる。
春になって急に暖かくなったせいかな?とか思ってた。なにせ毛が長いからね。

にしては何かおかしい。
いつもは外の小屋で寝かせているのだが、その日は家に入れて様子を見ることにした。

夜半を過ぎ様子を見に行くと落ち着いてはいるがやや元気がない。
その時に気がついたのはお尻の方からの「クチュクチュ音」。
本当にかすかにだが何か泡が弾けるような音が聞こえた気がした。

(前歯で)掻いた時の唾液が毛に絡まって立てている音?とか思ってその時は放置。

その後しばらくしてまた様子を見に行く。
あまり変わりはないがまたもや感じる違和感。そう、あの音がまだしている?

さすがにおかしいと思い毛をかき分けて見て見ると・・・なんかいる!!

白いウネウネしたものが毛の間に紛れていた。

サッと引く血の気。

まさかと思いつつ再び毛をかき分け覗き込むと、
その一つがポトっと床に落ちた。

これって・・・あれだよね?いやいやまさかね。でも、え?まじ?そのまさか?

「ウジ」でした。

ウジとの格闘

背筋がゾッとした。身の毛がよだつとはこのこと。
虫、大嫌い。ましてやウジなんて・・・

一瞬パニクるがそうも言っていられない。
うちの子がヤバイ!なんとかせねば!

殺虫剤をかけるべきか、いやでも皮膚が炎症をおこしているしそれはまずい。
アルコールスプレーなら?菌じゃないからたぶん意味はない。

とにかくこの長い毛は邪魔だ。
ハサミと殺虫剤、ゴミ袋とビニール手袋を用意。

皮膚を切らぬよう注意してひたすら毛を刈っていく。

逃げるウジ。

震える手。

でももう気にしてなんていられない、鷲掴みにして袋に放り込む&殺虫剤噴射。
(追記:殺虫剤は袋に投げ込んだウジに噴射してます。勘違いする人もいるようなので念のため。)

幸いなことに皮膚は食い破られていなかった。ただ表面にいるだけ。
炎症を起こした皮膚から滲み出る体液を吸っていたようだ。

刈っていくと患部から他に逃げようとするので作戦変更。
健康的な少し外側から尻尾の方へ追い込むように刈る。ウジは見つけ次第ゴミ袋へ。

途中で殺虫剤が切れる。

あほか、なんでや!
(注:ちなみにウジにはウジ用殺虫剤じゃないとあまり効き目がないそうです。タラリラさんよりコメントをいただきました。殺す場合はそれ用の殺虫剤を使いましょう。)

しかも体液で固まった毛玉の中にコロニーを作っている様子。
見つかった!とばかりに一斉に逃げだす御一行。
もはや殺虫剤では追いつかない。
ジャキジャキとハサミで切り進む。スプラッター、大惨事。

幸いだったのはウジの生命力、その貧弱さ。
とりあえず真っ二つにすれば死んでくれる。ミミズのようには動かないので助かった。

そのまま4時間ほど格闘し続け腰が悲鳴をあげる中、朝方にはほぼ全て除去できた。

動物病院へ

朝9時をまわった。動物病院もそろそろ開く頃だろう。
一人では流石に動きづらいので近くに住む妹に応援要請。

そして動物病院へ連れて行った。
受付を済ませ、ドクターに状況を説明して治療してもらう。

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動物病院に運んだ時にはもうほぼ全てのウジは除去していたのだが、念のため患部の毛を綺麗に剃って消毒してくれたようだ。
抗生剤と抗炎症剤、殺菌と保湿のダブル効果があるシャンプーを処方してもらった。

当の本人(犬)は気が楽になったのか駐車場の横でうんこモリモリ。(勿論綺麗に片付けました)

うん、まぁいいや。
とりあえず歩ける元気はあって何より。

治療費について

今回かかった治療費の内訳

初診料:1,574
処置料:2,130
内用薬:1,666(7日分)
内用薬:2,604(7日分)
アドベント シャンプー:2,130
消費税:806
————————-
合計:10,910

(※当然ながら受診する病院によって変わります。あくまでも目安として参考にしてください)

アドベント シャンプー

脂漏症、マラセチア、細菌性皮膚炎、ドライスキン等のワンちゃん用に考えた殺菌と保湿のダブル効果が期待できる当院オリジナルシャンプー

(商品説明より 販売元:ハロー動物病院(千葉県船橋市))

だそうです。

使っている感じとしてはとても良い。
泡立ちもいいし流した後もさっぱりします。
保湿成分、抗炎症成分、殺菌成分まで配合というのが安心できます。

アドベント シャンプー

まとめ

先週病院に連れて行ってから今日で5日。
現在はかさぶたが剥がれて下に健康な皮膚が見えてくるまでに回復しました。
毛もすごい勢いで生えてきてるし体力も順調に回復しているようです。

見ている感じ体調はほぼ元に戻っている印象。
お尻が剥げているのが少し恥ずかしそうではありますが。(笑

外の犬小屋も湿気を避けるべく底上げするなど環境改善も図ることに。

とりあえず大丈夫そうなので良かった。
一安心。

追記

その後4ヶ月ほど経って毛もすっかり伸び、ハゲお尻ではなくなりました。
おかげさまで無事に回復しました。

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コメント

  1. タラリラ より:

    うじに普通のスプレー殺虫剤は効かないはずですが、それよりもこんな事があるんですね。

    • watarywatary より:

      なんと!うじには効かないんですね。知りませんでした。
      なんとなく動かなくなったような気がしたので・・・かけ続けてました。
      結果的にハサミで斬り殺したのが正解だったとは。
      うちのワンコはおかげさまで回復しました。まだお尻はハゲてますが毛も順調に生えつつあります。
      暑くなってきたので涼しくてちょうどいいだろうと、お尻をペシペシされながら冗談を言われています。(笑

  2. まぁたん より:

    外で飼育してるのもあれだけど、普通殺虫剤を犬にかけなくない?毒なのに犬が吸ったらどうするの?しかも殺虫剤がなくなるほどかかるとか、バカすぎでしょ。なんていうか、飼い主としてクソすぎる。普通発見したら、発見できたやつだけとって、次の日に病院に行く。

    • watarywatary より:

      殺虫剤を犬にかけた?
      鷲掴みにして袋に放り込む&殺虫剤噴射。」のことでしょうか。
      取って袋に放り込んだウジに対して噴射したんですけど…

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