Memtest86でMacのメモリをチェック

memtest86 for mac コンピュータ関連
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先日からちょっと、というかだいぶ不調のiMac。

ハードウェアテストでは問題なしと表示されましたが、問題は残ったまま。

とりあえずメモリをきちんとチェックしてみようと考えました。

MemtestっぽいのってMacでないのかなぁ・・・

て情報を探したら、なんとMacでも動くらしい

びっくり。
なんせ知識が古いもんで・・・あは(^^;

ということで備忘録もかねてやり方をシェア。

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MemTest86 or Memtest86+

MemTest86とMemtest86+があるようですが、
開発の関係で枝分かれしたもののようです。

最初、元となるMemtest86がChris Bradyによって開発されたがバージョン3.0で2年間開発が停止された。
そのため新しいCPUとチップセットに対応するためSamuel Demeulemeesterが派生品としてMemtest86+を開発した。その後Memtest86側のChris Bradyも開発を再開し、2010年現在どちらも開発・プロジェクトが進んでいる。

2013年2月に、Chris BradyはMemtest86をオーストラリアの企業PassMarkへ売却した。これを受け、Memtest86がフリーではなくなるのではとの憶測が流れたものの、PassMarkはそれを否定した。しかし実際に売却が完了すると、PassMarkはMemtest86の開発を打ち切り、PassMarkが独自に開発したまったく別のメモリテストツールをMemtest86の最新版(バージョン5.0)として配布・販売し始めた。このPassMark版Memtest86は、元々のMemtest86とは異なり、 プロプライエタリなライセンスとなっている。また、PassMark版Memtest86のリリースに先立ち、PassMarkはMemtest86という名称について商標を取得している。

(wikipedia Memtest86より引用)

だそうです。

とりあえず二つともリンクを貼っておきます。
Memtest86+(http://www.memtest.org/)
MemTest86(http://www.memtest86.com/)

今回は

MemTest86 V7.2 Free Edition

を使ってみました。

MemTest86の使い方

イメージファイルをダウンロード

上記webサイトのダウンロードページ
CDとUSBメモリ用のイメージが用意されています。

今回はUSBメモリでトライします。

Linux/Mac Downloads の
Image for creating bootable USB Drive から
memtest86-usb.tar.gz をダウンロード。

システム要件:

  • UEFI or BIOS platform firmware
  • Windows, Linux, or Mac OS
  • CD or USB Flash Drive (>= 256MB capacity)

USBメモリをフォーマット

適当なものがなかったのでカードリーダーにmicroSDを突っ込んで使用しました。(以下面倒なので「USBメモリ」と呼びます。)

まずは
アプリケーション > ユーティリティ から ディスクユーティリティを起動、
表示されているディスク名(ボリューム名ではなく)を選択、消去ボタンを押します。
ダイアログが出るのでフォーマットに MS-DOS(FAT)を選択。
(尚、この説明はEl Capitanの場合です。他のバージョンで、もし違ったら適宜読み替えてください)

消去ボタンを押してフォーマットします。

割当先ドライブを確認

アプリケーション > ユーティリティ から ターミナルを起動。

diskutil list

と打ち込んで、認識されているUSBドライブの割当先を調べます。
他になにも繋いでいなければ

/dev/disk1

とかになってるはず。

確認したらマウントだけ、一旦解除します。
割当先が /dev/disk1 だった場合、

diskutil unmountDisk /dev/disk1

と打ち込みます。
注意:/dev/disk1 は確認した割当先に置き換えてください。

USBメモリのブートドライブを作成

さて、データを書き込みます。

ダウンロードしてきたファイルを解凍します。

memtest86-usb.img

が中にあるはず。

ターミナルのウインドウに、そのファイルをドラッグアンドドロップするとパスが取得できるので、それをコピーしておきます。

ターミナルに、次の文を打ち込みます。

sudo dd if=パス/ダウンロードした.img of=割当先

例)デスクトップに解凍しておいた場合、

sudo dd if=/Users/ユーザー名/Desktop/memtest86-usb/memtest86-usb.img of=/dev/disk1

パスワードを入力して、しばらく待つと完了します。

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これでUSBブートドライブができました。

USBメモリからブートする

再起動をかけ、
optionキーを押しなら起動すると、起動ディスク選択画面(Startup Manager)が表示されます。
その中から今回作成したUSBメモリを選べばOK。

あとは読み込まれ、
メニュー画面が表示されたら「Start Test」を選んでメモリのテストをスタート。
ガクブルしながら、あるいは神に祈りながら結果が出るのを待ちましょう。
(テスト中止はescキーから)

設定やエラー内容などは詳しいサイトにあたってください。

まとめ

Memtest86がMacで動くとは思ってもいませんでした。
しかもGUIでマウスが使えるとか。
びっくり。

ただ、一つ解せぬことが。

それは・・・
3時間半かかって、2回も回したのにエラーが出ないこと。

いや、それ自体は素晴らしいことなんですけど、
じゃぁ不調の原因は何だったの?ってことで、
またわからなくなりました。

ん〜

【追記】
メモリーの帯電という話をはじめて聞いた。
静電気がたまって誤作動を引き起こすらしい。
メモリを抜き差しすると結果帯電していた静電気が放出され、問題が発生しなくなることがあるらしい。
実際、抜き差しした後に問題はおこっていない。にわかには信じられないが、そういうことだったんだろうか。

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